こんにちは!愛媛県在住主婦ブロガーのタマです!
今回は愛媛県から大分に旅行に行く際に…
国道九四フェリー
を利用しました!
三崎港まではちょっと遠いですが…九州まで早く着くのでとっても便利!
我が家は九州に行く際はいつも国道九四フェリーを利用します。
今回も子供連れで利用してみたので体験談を記事にしていきますね。
国道九四フェリーは九州・四国の最短航路!
国道九四フェリーの1番の特徴は…
九州・四国間の最短の航路!
だという事です。
その理由は四国最西端の半島・佐田岬半島にある三崎港からフェリーが出航しているから。
愛媛・三崎港から大分・佐賀関港までにかかる時間はなんと…
たった約70分!
CHECK!国道九四フェリー公式サイトへ
国道九四フェリーの予約方法
国道九四フェリーを利用の際は
国道九四フェリー公式サイトよりインターネットから乗船の予約ができます。
- インターネットからの予約は3ヶ月前から前日の17:00まで
- 自動二輪車(自転車を含む)は電話受け付けのみ
- 乗船時にはプリントアウトした『インターネット予約受付のお知らせ』が必要
公式サイトを見ると『空席あり』『残りわずか』『満車』と混雑状況がわかるようになっております。
また電話やFAXで予約する事もできます。
- 電話での予約は3ヶ月前から前日まで
- 乗船時には『乗船申込書』の記入が必要(ネットダウンロードも可能)
▼電話番号
- 佐田岬港:(0894)54-0173
- 佐賀関港:(097)575−1020
CHECK!国道九四フェリー公式:予約方法詳細ページへ
国道九四フェリーの料金
客室料金
国道九四フェリーの客室料金こちら↓
一般席 | 大人 | 1070円 | 小学生以下は小人運賃。 |
小人 | 540円 | ||
展望席 | 大人 | 500円 | 別途一般席運賃が必要。 |
小人 | 250円 | ||
個室利用料金 | 1500円 | 6名まで。別途一般席運賃が必要。 |
一般席は大人1070円、小人540円。展望席と個室を利用の際は一般席の利用料金に加えて上記の追加料金が必要となります。
車両料金
国道九四フェリーの運賃は車両の長さによって変わるようになります。
1m増す事に料金が増えるので料金形態が複雑…詳細は『国道九四フェリー公式:運賃の詳細ページ』をご覧ください。
ちなみに私たち家族の車『フィット』は4m未満の車両で6990円。
大人3人・小人2人+車両で…
4290円(客室料金)+6990円(車両料金)=
11280円かかりました。
CHECK!国道九四フェリー公式:運賃の詳細ページへ
国道九四フェリーの時刻表
国道九四フェリーのは朝は7時台から夜は23時台まで1日16本のフェリーが1時間感覚で運行しています。
運行時間の詳細は『国道九四フェリー公式:時刻表詳細ページ』をご覧ください。
国道九四フェリーの運行時間の特徴は…
1時間に1本出航している事!
頻繁に運行しているのでとっても便利なんです。
CHECK!国道九四フェリー公式:時刻表詳細ページ
国道九四フェリーの乗船方法(三崎港の場合)
出航30分前に港に到着!車をレーンに並べる
まず国道九四フェリーに乗船予定の場合は出航30分前には港に到着するようにしておきましょう。
お車も乗船する場合は三崎港の各レーンに車を並べます。
予約済みの方は予約レーンに、予約されてない方は一般レーンに車を並べるようになるので係の方の指示に従いましょう。
次に、一度車から降りて乗船券発券窓口で乗船券を購入します。
電話で予約の方、予約されていない方は『乗船申込書』を記入する必要があります。
インターネットから予約の方は『インターネット予約受付のお知らせ』が必要です。
また、お車も乗船される方は車検証も必要となるので注意しましょう。
無料駐車場もあり
旅行中お車を三崎港に駐車しておきたい方は…
無料駐車場もありますよ!
まず三崎港のすぐそばに8台分の無料駐車場があります。
そこがいっぱいでも徒歩5分ほどの場所に広い無料駐車場もありますよ。
どちらも予約はできないので、到着して空いていれば駐車する事ができます。
▼三崎港駐車場の詳細ページへ
国道九四フェリーの船内の様子
次に国道九四フェリーの船内の様子をご紹介いたします。
国道九四フェリーは『遊なぎ』『速なみ』『遥かぜ』の3種類あり…今回は『速なみ』に乗車しました。
▼フェリー船内の地図はこちら
1階は駐車場、2・3階に客室
まず車のままフェリーに乗船します。
この日は小雨でしたが、連休中だったので船内は車がぎゅうぎゅう!↓
フェリー1階は駐車場になっているので、車を駐車してから2・3回の客室へ移動します。
2階の無料一般席(カーペット席)
まずは無料で座れる一般席のご紹介。
家族連れや団体のお客さん…みんな一目散に向かうのがこの『カーペット席』↓
子供連れは子供が靴を脱いで自由に動けるので安心。
大人の方もフェリーの中ではごろんと横になりたい方多いですよね。
ごろごろゆっくりできる!
のがカーペット席の人気の理由です。
カーペット席のそばにはテレビも完備されています↓
2階の無料一般席(ベンチ席)
こちらは2階のベンチ席↓
新幹線や電車の様な椅子が並んでおり自由に座ることができます。
手前にあるグリーンの座席は優先席です↓
3階の無料一般席(ベンチ席)
3階にも一般席があります↓
2階よりも高い位置にあるだけあって…
とっても見晴らしがいい!
のが3階の座席の特徴ですね。
フェリーの窓に面した席と…↓
カフェの様なボックスタイプののソファー席があります↓
展望席や個室
3回の展望席や個室は有料となります。
今回は無料の客室を利用したため、参考までに国道九四フェリー公式サイトからお借りした展望席と個室の画像を掲載しておきますね。
▼展望席
▼個室
個室は誰もお客さんがいなかったので写真を撮らせて頂きましたがこんな感じでした↓
トイレの様子
トイレもついでにパチリ↓
障害者の方用の大きなトイレもありました↓
甲板の様子
国道九四フェリーの甲板の様子はこちら↓
九州・大分が見えてきた!
甲板にはベンチ席もあります↓
国道九四フェリーに乗った子供の様子
今回は2歳と5歳の子供連れで国道九四フェリーを利用しました。
カーペット席に座り、持ってきたおもちゃ(すごろく)をしたりおやつを食べたりしながら
とっても楽しそうに過ごしていました!
車は動くことができないので…家みたいに自由に動けるフェリーは子供にとっては嬉しいですよね。
船といえば船酔いではありますが…子供2人とも気持ちわるがる様子はありませんでした。
フェリーから見える海の景色を眺めたり、甲板に出て船が動いているのを体感したり…
国道九四フェリー:バスや電車の時刻表
フェリー乗り場から・またはフェリー乗り場までバスや電車を利用される方のために時刻表を掲載しておきますね。
▼佐賀関側バスの時刻表
▼三崎側バスの時刻表
▼幸崎駅列車駐車場
国道九四フェリーのメリット・デメリット:宇和島運輸フェリーとの違いは?
国道九四フェリーのメリット
乗船時間が短い
初めにも言いましたが国道九四フェリーの最大のメリットは…
九州・四国間の最短航路
だという事!
九州大分県佐賀関と四国愛媛県三崎を最短時間の70分で結ぶ航路です。
愛媛から九州まで行こうと思った際、八幡浜港からも宇和島運輸フェリーが出ていますが…
宇和島運輸フェリーは愛媛・八幡浜港から大分・別府港まで2時間50分、大分・臼杵港まで2時間25分かかります。
つまり…
宇和島運輸フェリーのたった半分以下の時間
で愛媛から九州に行く事ができるのです♪
運行回数が多い
八幡浜港から出航している宇和島運輸フェリーの場合、別府港着の場合は1日6便、臼杵港着の場合は1日7便なので…
国道九四フェリーは倍近く運行している
のでとっても便利です♪
料金が安い
そして航路や乗船時間が短いだけあって…
料金が安いのも特徴。
今回は大人3人・子供2人+車両で愛媛から九州に向かいましたが…これが宇和島運輸フェリー(八幡浜・別府間)だと21330円かかりました。
宇和島運輸フェリーは1才〜小学生未満の幼児は2等に限り大人1人につき1人無料になるのですがそれでも2万円超えちゃいます。
でも国道九四フェリーだと11280円でいけました。
なんと…
宇和島運輸フェリーの半額近くの値段…!
国道九四国フェリーのデメリット
佐賀関港は大分の市街地からちょっと遠い
国道九四フェリーは佐賀関港に到着しますが…
佐賀関港は大分の市街地まではちょっと遠いです。
佐賀関港から大分駅までは43分(23.8km) 、55分(37.4km)かかります。
それと比較して、宇和島運輸フェリーは別府港に到着するので市街地から近いんですよね。
別府港から別府駅までは9分(2.8km)で到着します。
三崎港までがとにかく遠い…
国道九四フェリーは乗船時間が短いのが魅力的ではありますが…その分、
三崎港までがとにかく遠いです(笑)
最寄りの高速ICは大洲ICですがそこから車で約80分もかかります、伊予ICからは約90分です。
国道九四フェリーのまとめ:お車と一緒に九州・四国間の旅行をする際におすすめ!
さいごに、国道九四フェリーのメリット・デメリットをまとめてみました↓
- 乗船時間が短い
- 運行回数が多い
- 料金が安い
- 佐賀関港は大分の市街地からちょっと遠い
- 佐田岬港までがとにかく遠い…
以下を考慮すると国道九四フェリーはこんな方におすすめです↓
- お車と一緒に九州・四国間を移動したい方
- フェリーの乗船料金を抑えたい方
- フェリーの乗船時間を短くしたい方
国道九四フェリーは距離や乗船時間が短いだけあって料金もだいぶ安くなります。
また乗船時間が短いので船酔いがきになる方にもおすすめですね。
ただ、港から市街地までが遠いのでお車と一緒に九州・四国間を利用される方におすすめです。