こんにちは！愛媛県在住主婦ブロガーのタマです！
愛媛のお土産といえば「坊っちゃん団子」！
きっと、そう思う方も多いはずですよね。私も坊っちゃん団子大好きで時々自分でも買って食べてます（笑）
でも実は色々なメーカーから坊っちゃん団子が販売されているので買う時はどのメーカーにしようか悩んでしまいます。
「どのメーカーの坊っちゃん団子がおいしいのかな？」
今回はそんなあなたの疑問に応えるべく、各メーカーの坊っちゃん団子を食べ比べて徹底比較してみました！
今回ご紹介している坊っちゃん団子メーカーは以下の5種です↓
- うつぼ屋
- 亀井製菓
- 一六本舗
- 巴堂
- つぼや
最後に個人的な感想になりますがランキング形式にもしています。
▼愛媛土産にタルトもどうぞ！
坊っちゃん団子ってどんなお菓子？
坊っちゃん団子は言わずと知れた愛媛の銘菓！
観光地の道後温泉はもちろん、空港や商店街、スーパーなど…
坊っちゃん団子は愛媛県内の色々な場所で販売されています。
- もちもちのお餅…
- たっぷり滑らかな餡子…
とってもおいしいですよね！
▼坊っちゃん団子の色と味
- 緑：緑色は抹茶味の餡子。
やや甘みが少ないく、お茶の風味がします。 - 黄：黄色は卵黄味の餡子。
やららかい食感で甘みのあるほんのりさりげない卵味です。 - 黒(茶)：黒色は小倉味の餡子。
オーソドックスで上品なこし餡の味がします。
どの味もそれぞれの良さがあっておいしいです。
３色あるので見た目も鮮やかでいい感じ。
味も美味しく見た目もかわいい♡
坊っちゃん団子の歴史
愛媛県松山市を舞台とした夏目漱石の小説『坊っちゃん』はご存知ですよね？
『坊っちゃん』の文中にこのような一文があります↓
「大変うまいと云う評判だから、温泉に行った帰りがけに一寸食ってみた」
と、主人公の坊ちゃんが温泉帰りに団子を食べる場面があるのですが、これは『つぼや湯晒団子』がモデルになっています。
夏目漱石が松山中学校の教員として赴任していた頃によくこの湯晒団子を食べていたそうです。
この湯晒団子は現在もつぼやで販売されているお団子で坊っちゃん団子とは別のものではありますが…
明治39年に夏目漱石が小説『坊っちゃん』を発表した後、大正10年につぼや2代目の相原宇太郎氏が元祖・坊っちゃん団子を考案したとされています。
その後時を経て色々なメーカーが坊っちゃん団子を販売する様になりました。
坊っちゃん団子、各メーカーを徹底比較！
私は生まれも育ちも愛媛県ですが…
実は坊っちゃん団子メーカーの味の違いがわかっていませんでした（汗）
- うつぼ屋
- 亀井製菓
- 一六本舗
うつぼ屋・亀井製菓・一六本舗、３つのメーカーの坊っちゃん団子を購入↓
３つの坊っちゃん団子を並べてみると…
左:うつぼ屋 中:一六 右:亀井製菓
大きさは見た目はほとんど同じです！
ちょっと気をぬくとどれがどのメーカーの坊っちゃん団子かわからなくなってしまいそうなほど（汗）
強いて見た目の違いをいうならこのくらいかな↓
- うつぼ屋の坊っちゃん団子は色が濃く、亀井製菓の坊っちゃん団子は色が薄い。
- 若干一六本舗の坊っちゃん団子は一粒が大きい？
うつぼ屋の坊っちゃん団子
うつぼ屋は1954年に創業された愛媛県松山市の和菓子店。
店舗は松山市平井街にある本店と高島屋の店舗の２店のみ。
うつぼ屋には梅ヶしょうゆ餅、タルトやどら焼きなど色々な商品がありますが…
うつぼ屋で有名なのはやっぱり『坊っちゃん団子』！
店舗の外観も坊っちゃん団子感が満載です↓
#うつぼ屋 の #坊ちゃん団子 。 pic.twitter.com/3Jz7E0dN0S
— bo (@d1a_b0) 2017年10月8日
▼うつぼ屋坊っちゃん団子 1本 価格108円
うつぼ屋の坊っちゃん団子は老舗らしくレトロでシンプルなパッケージです。
坊っちゃん団子のモデルとなった小説『坊っちゃん』の作者、夏目漱石の写真がプリントされています。
うつぼ屋の坊っちゃん団子は…
色が鮮やかできれい！
うつぼ屋の坊っちゃん団子は他の団子と比べて見た目が鮮やかです。
食べると…
中のお餅がもちもち〜！
餡子に包まれた団子のもちもちとた食感が特徴的でした。
また、中に入っているお餅に甘くておいしい味がしっかりついていました！
- 夏目漱石のパッケージ
- 色鮮やかで見た目がきれい
- お持ちに味がしっかりついている
- もちもち食感
- 賞味期限は製造日より15日
亀井製菓の坊っちゃん団子
亀井製菓は1963年に創業された愛媛県松山市に本社を置く菓子メーカー。
会社の名前を聞いてまず坊っちゃん団子が思いつくほど『亀井製菓といえば坊っちゃん団子』のイメージがあります。
亀井製菓の坊っちゃん団子は平成25年の第26回全国菓子第博覧会では最高位の名誉総裁賞を受賞しています。
▼坊っちゃん団子（２本入り）価格173円
亀井製菓の坊っちゃん団子は１個の個包装はなく、２個入りのみ販売されていました。
２本入りで173円なので１本あたりの値段を換算すると約87円。
包装にかかる費用が節約される分なのか、他の坊っちゃん団子よりも１本あたりのお値段がお安くなっています。
パッケージは透明になっており中の坊っちゃん団子が見えています。
色がうすい…？
団子の３色は他のメーカーと比較すると薄い色をしています。
食べると…
しっとりしてる〜！
食感はうつぼ屋のお団子と似ていています。
正直違いがわからないほどでしたが…亀井製菓の団子の方がしっとり…というかねっとり？している感じがしました。
タルトメーカーの食べ比べをしましたが亀井製菓のタルトも他メーカーよりもしっとりねっとり感を感じました。
- 団子の色が薄い
- うつぼ屋の坊っちゃん団子と似ている
- しっとりねっとり食感
- 賞味期限は約45日
一六本舗の坊っちゃん団子
一六本舗は1883年創業の松山市でも代表的な老舗菓子店。
店舗数も多く、現在愛媛県内に27店舗ものお店があります。
一六本舗で特に有名なのは『一六タルト』ですが、坊っちゃん団子もおいしいです！
▼坊っちゃんだんご1本 価格108円
坊ちゃんのイラストが描かれたパステルカラーのバッケージがとってもかわいいですね。
イラストレーターで風刺漫画家の山藤章二氏の作品が採用されているそうです。
団子が大きい！
一六本舗の坊っちゃん団子は他のメーカーと比較して若干団子の一粒が大きく感じました。
食べると…
餡子の味がしっかり！
一六本舗の坊っちゃん団子は餡子の味を強く感じました。
特に黄色い団子は他のメーカーと比べてはっきりと卵味なのがわかります。
一六本舗のホームページを確認したところ風味を良くするために卵黄をふんだんに使っているそうですね。
３つの餡子それぞれの味の違いも一六本舗の坊っちゃん団子が一番はっきりとしていました。
また、中のお餅はもっちり感が少なくしっかりとした食感で食べ応えがあります。
- 坊ちゃんのイラストで可愛いパッケージ
- しっかり食感
- 餡子の味の違いがはっきり
- 賞味期限は約14日間
▼マドンナだんご 1本108円
一六本舗からは坊っちゃん団子の味違いで、マドンナ団子という商品も発売されています。
夏目漱石の小説『坊っちゃん』が世に出てちょうど百年を迎えた２００６年に
小説の中の登場人物『マドンナ』をイメージして『マドンナ団子』が作られました。
坊っちゃん団子と色違いのようなパッケージになっています。
小説『坊ちゃん』に登場する『マドンナ』の絵が！
中のお団子は…
かわいい〜♡
『マドンナ』団子という名前の通り、女性らしくかわいい色合いとなっていいます！
マドンナ団子の色と味
- ピンク：イチゴ味
- 白：ミルク味
- 黄土色：カフェオレ味
気になるお味は…
餡子だけど洋菓子みたい〜！
マドンナ団子は坊っちゃん団子よりもそれぞれの餡子の味をはっきり感じました。
イチゴ、ミルク、カフェオレという洋風な味…まるで洋菓子の様でおもしろかったです！
坊っちゃん団子はお茶と合いそうな団子すが…
坊っちゃん団子：食べ比べて感じた違いは？
最後に、今回坊っちゃん団子を食べ比べしてみて感じた違いをまとめてみますね！
中のお餅の量の違い
『中のお餅の量は３つとも違うのかな？』
そう思って切って確認してみましたが…
お餅の量の違いはほとんど感じませんでした！
味や食感の違い
- うつぼ屋：お餅の味がしっかりついてもっちりとした食感
- 亀井製菓：うつぼ屋と味が似ているがうつぼ屋よりもしっとりねっとり（お餅感が強い）
- 一六本舗：少し大きめで餡子の味が強くそれぞれの味もはっきりしている
うつぼ屋がもっちり、亀井製菓がしっとりという感じ。
一六はお餅よりも餡子の存在感が強いです。
賞味期限の違い
- うつぼ屋15日
- 一六本舗14日
- 亀井製菓は約45日←１番賞味期限が長い！
うつぼ屋と一六はほぼ同じ賞味期限でしたが…
亀井製菓の賞味期限はその２倍以上！
坊っちゃん団子ランキング
恐縮ではありますが個人的にランキングにしてみました。
- １位：うつぼ屋
- ２位：亀井製菓
- ３位：一六本舗
ランキングの理由は…
うつぼ屋が一番坊ちゃん団子らしさを感じたから！
私はお餅がもちもちしている方が坊っちゃん団子らしさを感じるので好きです。
逆に、餡子好きな方は一六の坊っちゃん団子がおすすめです！
つまり…
どの坊っちゃん団子が好きかはそれぞれの好みによって変わってきますよ！
道後でしか買えない坊っちゃん団子を食べ比べ
【2018年12月追記】
ここまで紹介してきた坊っちゃん団子3種（うつぼ屋・亀井製菓・一六本舗）は駅や空港など愛媛県内の色々な場所で販売されています。
でも、実は…道後でしか手に入らないレアな（？）坊っちゃん団子もあるんです！
▼道後でしか買えない坊っちゃん団子店まとめ記事
巴堂の坊っちゃん団子
巴堂は道後にしかない老舗のお土産物屋さん。
タルトや醤油餅などのお菓子も販売されていますが、坊っちゃん団子も有名！
こちらが巴堂の坊っちゃん団子↓
２本入りから販売されているので購入してみました！↓
見た目は色鮮やかで少し小ぶりな印象↓
つやつやと光っていて色鮮やかです…それではいただきます！
甘くてもちもち〜！
巴堂の坊っちゃん団子はあんこもお餅も全体的にしっかりとした食感でもちもちしていました。
甘みが比較的強くお茶と一緒に頂くのがぴったりな感じの茶菓子です！
▼巴堂の詳細記事はこちら
つぼやの坊っちゃん団子
つぼやも道後にある老舗お菓子屋さん。なんと創業は明治16年です！
巴堂と同じく湯晒団子など色々なお菓子が販売されていますが坊っちゃん団子も有名！
坊っちゃんの小説の一節に出てきた団子がつぼやの『湯晒団子』だった事からつぼやの坊っちゃん団子が『元祖：坊っちゃん団子』と言われているほどです。↓
つぼやの坊っちゃん団子は5本入りからの販売でこちらを購入↓
▼つぼやの坊っちゃん団子5本入り（540円）
中身の気になる坊っちゃん団子はこちら↓
先ほどの巴堂の坊っちゃん団子と比較すると見た目的にはマットな印象…ではいただきます！↓
ふわふわで柔らかい〜！
つぼやの坊っちゃん団子を食べたまず感じたのは柔らかい！という事！
多分ここまで食べてきた坊っちゃん団子の中で一番、あんこも中のお餅も柔らかくてふわふわしていました。
甘みは巴堂と比較すると控えめです。
▼つぼやの詳細記事はこちら
白鷺堂の坊っちゃん団子
白鷺堂も創業大正3年の歴史ある和菓子店。
白鷺堂の坊っちゃん団子は1本から購入できますが、1本のみの購入の場合ラッピングはされていないものが出てくるのでその場で頂きました↓
白鷺堂の坊っちゃん団子の特徴は…
すごく柔らかい〜！
って事。
つぼやの坊っちゃん団子も十分柔らかかったですが白鷺堂の坊っちゃん団子は更に柔らかい！
既製品…というよりは手作りの団子感がありました！
▼白鷺堂の詳細記事はこちら
巴堂・つぼや・白鷺堂の坊っちゃん団子を比較
わかりやすい様に巴堂とつぼやの坊っちゃん団子を比較してみますね。
まずは1本を並べてみます↓
つぼやの方が大きい！
明らかに巴堂よりのつぼやの方が1本の大きさが大きかったです。
次に1粒を並べてみます↓
やっぱり団子1粒の大きさもつぼやの方が大きいです。
卵団子も並べて比較してみました↓
やっぱりつぼやの坊っちゃん団子の方が一粒が大きいです。でも黄色が鮮やかで綺麗なのは巴堂かな！
それでは団子の断面を見てみましょう↓
中のお餅は巴堂の方が大きい…⁉︎
見た目は明らかにつぼやの方が大きかったですが、断面を見てみると以外や以外。巴堂の方がお餅がたっぷりと入っていました。
巴堂の団子はもちもちと、つぼやの団子が柔らかく感じた理由はこれかな？
今回白鷺堂の坊っちゃん団子は持ち帰る事ができなかったので実際並べて比較はできませんでしたが…
白鷺堂は餡子の割合が多く、つぼやの坊っちゃん団子よりも更に柔らかく感じました。甘さはつぼやよりも更に控えめだったかな…？
- 巴堂：しっかりもちもち食感・甘みが強い
- つぼや：やわらかふわっと食感・甘さ控えめ
- 白鷺堂：かなり柔らか食感・甘さ結構控えめ
▼道後でしか買えない坊っちゃん団子店まとめ
5種の坊っちゃん団子を比較した結論：どれも似ている
実は、つぼやと巴堂の坊っちゃん団子も含めて全部をランキングにしてみようと思ったのですが不可能でした…だって…
全部味も見た目もほんとに似てる…（笑）
前回の3種は1年くらい前に食べたので味をほとんど忘れちゃってました！（汗）
でもどれもおいしかったです！強いて言うなら一六とつぼやのぼっちゃ団子が一押しです！
おわりに：坊っちゃん団子は愛媛土産にぴったり！
今回久々に坊っちゃん団子を食べましたが、やっぱりおいしかったです！
あまぁ〜い餡子…もっちもちのお餅…
とってもおいしい♡
おいしい上に見た目もかわいい坊っちゃん団子は愛媛のお土産にぴったりです！もらった方もきっとよろこんでくれますよ♡
色々なメーカーが坊っちゃん団子を販売していますので、今回の記事を参考にあなた好みの坊っちゃん団子を見つけてみてくださいね！
道後でお土産を購入される場合は道後でしか買えない坊っちゃん団子を狙うのもアリだと思います〜。
▼愛媛土産にタルトもどうぞ！
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました！
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